【脚本・演出】
アガリスクエンターテイメント『新宿コントレックスVol.16』
2017年6月30日(金)〜7月1日(土)@新宿シアター・ミラクル
【出演】アガリスクエンターテイメント/アナログスイッチ/ストリーキング計画/笑の内閣
【予約】6月3日(土)よりこちらから

【脚本・演出】
アガリスクエンターテイメント『新宿コントレックスVol.17』
2017年7月28日(金)〜7月29日(土)@新宿シアター・ミラクル
【出演】アガリスクエンターテイメント/壱劇屋/小西耕一 ひとり芝居/日本のラジオ
【予約】6月30(金)より

【脚本提供】
ホットポットクッキングPresents『榊原さんは永遠に憂鬱なのかもしれない』
2017年7月26日(水)〜8月2日(水)@中野MOMO
【予約】こちら から

2015年09月02日

黄金のコメディフェスティバル2015終演しました。グランプリなど頂きました。

黄金のコメディフェスティバル2015は無事にその全日程を終了しました!
ご来場下さったお客様、気にしてくれていた皆様、1日3ステが何連続つづくんだ…という10日間を支えてくれたスタッフの皆さん、そして一緒に闘った5劇団、あと最後に一緒に作品を作ったアガリスクメンバーと客演のみんな、誠にありがとうございました。

また、コメフェスは賞レースでもあります。
8/30の千秋楽ぶっ通しスペシャルの終演後に行われた表彰式にて、個人で
・最優秀脚本賞
アガリスクエンターテイメントとして
・高校生審査員賞(高校生審査員による投票)
・観客賞(全3チームを観た観客による人気投票)

そして
・最優秀作品賞(グランプリ)
を受賞致しました。
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最優秀脚本賞は、昨年に引き続き二年連続で頂きました。“シチュエーションコメディのおかしなところを批評しながら進むシチュエーションコメディ”という、だいぶニッチで、「なにその問題意識?」「誰得なの?」っていう、自分達しか悩んでないんじゃないか的な題材の脚本が賞を頂けてとても嬉しかったです。
表彰式でも言いましたが、この作品の中身の部分というか『ワイフ・ゴーズ・オン』での細かいセリフ回し・表現は、主演の矢吹ジャンプの肉体から出たものです。そして、『七人の語らい』部分でのシチュエーションコメディを斬る視点は、ずっと一緒にこのコメディの問題意識に突っ込み合ってきた淺越岳人、塩原俊之と一緒に培ったものです。
この全体のアイデアも、「典型的なシチュエーションコメディと会議のコメディをどうやって組み合わせよう」と悩んでた時に、淺越としゃべって出来たものです。理屈っぽさや捻くれた部分を共有できる限り、彼は最強の文芸助手だと思います、マジで。

高校生審査員賞は、観客としても作り手としても、演劇界の未来を担う高校生の評価を得られたことがとても嬉しかったです。表彰式では「劇団の賞味期限が延びたかな?」なんて冗談で言ってましたが、帰宅して、審査員のひとりのTwitterを見て背筋が伸びました。



なんて冷静で、的確な視点で、コメディを・コメディフェスティバルを捉えているんだ…
普段ナイゲンとか紅白旗合戦とか高校生の作品を作ってて「高校生の思考を舐めない」に気を付けているつもりの自分でしたが、それでもまだどこか甘く見ていた部分があったんじゃないかとハッとさせられました。そして賞を発表するまでそれを秘している審査員としてのプライドとかもすげえ。

観客賞は、ハッキリ言って意外でした。いや、もちろんウケていたので皆様の支持も頂けているかなぁーとは思っていたのですが、実際に投票をして頂けているとは思っていませんでした。
黄金のコメディフェスティバルは全3チームを見た観客に投票権が与えられます。そして観客投票は最優秀作品賞にも影響します。つまり、投票をするためには3チーム見なければならない。贔屓の劇団があるなら、そこを勝たせるために3チーム6劇団を見る、という考えになってもおかしくないです。というか、普通そうだと思います。
ぶっちゃけたところ、アガリスクエンターテイメントはそこまで投票権のあるお客様を呼んだ方ではありませんでした(勿論、通しで予約をしてくれた、応援してくれているお客様もいらっしゃって、それはとても感謝しているのですが)。なので、審査員とかに評価してもらったら、あとは観客投票を集める劇団から逃げきれるかが勝負だと思っていました。
しかし、観客賞を頂けた。これは、このフェスティバルの投票権を持っているお客様が、いかに公平で、いかにガチで、いかに「作品の面白さ」で投票をしていたか、ということだと思います。
お客様の、イベントを楽しむ姿勢に、審査員としての矜持には、尊敬すら覚えます。
そして、こんな性格の悪いコメディを楽しんでくださって、本当にありがとうございます。

その結果、最優秀作品賞(グランプリ)を頂くことが出来ました。悲願の優勝です。
昨年、「コメディを作るために旗上げて、コメディ専門でやってきた劇団」としてコメフェスに出場し、色々評価を頂きつつもグランプリには届きませんでした。表彰式の最後にテーマソング『すまいるだいなそー』を聞きながら泣きました。
今年のアガリスクの出演者は、全員が昨年のその思いを共有しているメンバーです。劇団員とか客演とか関係なく、出演者一人ひとりがリベンジの思いを抱いて参加していました。
僕自身としても勿論そうですが、出演者の皆と悲願達成の喜びを味わうことが出来たのがとても嬉しかったです。
そして今まで応援してくれた方々、いつも見に来てくれる方々、かつて一緒にやっていた仲間、そういった周りのみんなに喜んでもらえたことがとても嬉しいです。
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(↑後々「その泣きっぷりで劇団員じゃないんかい!」と突っ込まれる斉藤コータ、翻って「イェーイ」とか言ってる塩原俊之、順当に泣いている鹿島ゆきこ・沈ゆうこ、泣き崩れすぎてフレームインしていない淺越岳人)

そして、悲願の優勝を達成した作品が『七人の語らい/ワイフ・ゴーズ・オン』という作品であることがとても嬉しく思います。
自分で言うのも野暮ですが、この作品の肝はメタ演劇であることだけでは無いと思ってます。
「演劇について言及する演劇」というものは沢山あります。舞台上の表現・いわゆる「演劇の嘘」について言及する笑いというのも過去に沢山あります。そんな中で『七人の語らい/ワイフ・ゴーズ・オン』は、「シチュエーションコメディをやりながら、シチュエーションコメディを批評し、その結果 より難しくて、よりくだらない制約が出来ていく…。その中で無事に時間内に上演し切ることができるのか…?」という作品です。
つまり、最終的に「とある制約の中で目的を達成するために足掻く様を笑う」というシチュエーションコメディの構造に立ち返っています。そこが肝です。淺越もTwitterにポロっと書いていたけれど「シチュエーションコメディ・ゴーズ・オン」なんです。
そんな、自分達の表現、自分達のやってきたことについて「大嫌い 大嫌い 大嫌い 大好き」と叫ぶ作品を上演して、コメディのフェスティバルで優勝できた、ということにとても意味を感じています。

そして、こんな嫌味で偉そうな作品を作り、ありがたい賞まで頂いた以上、これからの活動が問われます。
一緒に闘った5団体、審査してくださった皆様、見て下さったお客様に恥じないように、自分たちの考えに真摯で、独自で、なおかつウケるコメディをつくっていきます。
今までの応援、誠にありがとうございました。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。


そして、他の受賞した皆様も含めた受賞者一覧をば。
黄金のコメディフェスティバル2015
受賞者一覧

最優秀作品賞 アガリスクエンターテイメント
優勝作品賞 バンタムクラスステージ

最優秀脚本賞 冨坂友
優勝脚本賞 バブルムラマツ

最優秀演出賞 細川博司
優秀演出賞 バブルムラマツ

最優秀俳優 福地教光

優秀俳優
ガラかつとし CR岡本物語 すずきつかさ ボス村松

鈴木聡賞 Peachboys

西田シャトナー賞 野村浩二 すずきつかさ

手塚宏治賞 小川大悟 KYOKYO じぇーむす

日本コメディ協会賞 Peachboys

高校生審査員賞 アガリスクエンターテイメント

観客賞 アガリスクエンターテイメント



今年のコメディフェスティバルは、昨年以上に間違うことなきコメディのフェスティバルでした。
皆が自分の思うコメディをぶつけ合う思想戦でしたし、自分の思う「笑いと物語の関係性」を競っていたように思います。
そして、開会式・閉会式・会期中の交流まで含め、お客様だけでなく団体同士・スタッフ間にまで「人を笑わせること」「楽しませること」という大きな目的が途切れることなく流れているフェスティバルだったと思います。
西田シャトナー賞を受賞された、すずきつかささん、野村浩二さんをはじめ、盛り上げて下さった皆様、本当にありがとうございました。



千秋楽の翌日、最優秀作品の公開収録が行われました。
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(↑チャンの「ヤッベ」の一言をやけに気に入り、そこに全力を注ぐプロフェッショナル達)
そう、最優秀作品の本編の放映を中心に、今回の黄金のコメディフェスティバル2015の模様がBS日テレにて放映されます。
演劇業界とテレビの関係でいえば、作家がテレビの仕事をする、役者がテレビの仕事をする、ということは沢山あります。
しかし、「劇団」が「作品」がテレビで放映されるというのはとても貴重なことです。

だいぶニッチな作品ですが、今年のコメディフェスティバルを、いやコメディ劇団を代表する身として、劇場に来ていないお客様にも楽しんで頂ければと思っております。
9/12(土)の深夜24:00〜25:00(つまり9/13になった瞬間の0時ですね)から、BS日テレにて放送されます。
皆様、是非ご覧ください。BSが映らないという方は、知り合いの方に録画してもらってご覧ください。
そして気に入ってくださった方、はたまた言いたいことがある方は、是非BS日テレにその思いをお便りで届けて下さい。
皆様のご視聴と、その反響が、今後のコメフェスのテレビ放映、だけでなく演劇のテレビ放映という行為そのものにつながります。
宜しくお願いいたします。

■番組名■
黄金のコメディフェスティバル2015
■放送日時■
2015年9月12日(土)24:00〜25:00[HD]
■番組概要■
小劇場から始まる、演劇界の若き力の挑戦…。新進気鋭の6つの劇団が新作コメディで競演し、<笑いと笑いと感動>をステージからお届けする激闘の10日間!
若き演劇人たちの良質な作品作りを応援するために、テレビと劇場がタッグを組んだイベントが「黄金のコメディフェスティバル」。第3回目となる今回も選りすぐりの6劇団が参戦!昨

年をさらに上回るハイレベルな戦いが繰り広げられること必至です!
各劇団の作品は、観客投票も含めたコンテスト形式で審査を行い、栄えあるグランプリ作品は、BS日テレでの放送でその笑いと感動を再現!番組では、グランプリ作品の他に、6劇団の

熱い10日間の模様も盛り込み、演劇界の熱気をそのままお届けいたします。

【あらすじ】
公演期間:2015年8月20日(木)〜8月30日(日)
場所:シアター風姿花伝(新宿区中落合)
      
【出演者】
*参加団体/劇団 *50音順
・アガリスクエンターテイメント
・劇団鋼鉄村松
・スズキプロジェクト バージョンファイブ
・バンタムクラスステージ
・Peachboys
・モーレツカンパニー


posted by 冨坂 at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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